舞鶴市美容室「サロン経営の変化」


ー今後のサロン経営についてひと言ー

これからのサロン経営で注意しないといけない事は、もう社会的優遇制度に頼ったサロン経営は危険だ! という事です。
なぜかというと これからは法改正がより激化していくことが予測されるからです!

今、社会的優遇制度を利用した最も大きなサロンビジネスモデルでいうと、業務委託サロンやシェアサロン あと面貸サロンなどの非正規雇用で美容師さんに働いてもらっているサロンです。
このようなサロンの求人待遇において 売上50%や60%還元といった高還元を提供できる理由の一つには、報酬額自体にいくつかの社会的優遇制度が含まれているからなんですね!

例えばフリーランスや業務委託美容師などの場合、雇用すると消費税や社会保険料など毎月お給料額とは別に 給料額の20%くらい上乗せして支払わなければならない会社負担のお金がすべてなくなり、そのぶん会社利益が20%もアップできたり、、
更にそこに非雇用だからと材料費を美容師側に請求するともう⤴︎⤴︎⤴︎ 最近話題になったインボイス制度は この報酬の高還元に含まれている消費税5% (簡易課税での美容室消費税支払い額)くらいの免除が無くなってしまうという法改正で、 今後サロン側がこの5%を負担するのか、、 フリーランス美容師側が課税事業者となり負担するのか、、 会社側が材料費やなにかを大幅に押さえて乗り切るのか、、 結構大きな問題になっています!

更には今後もしも簡易課税も無くなるような事があれば サロンによってはより負担が増え、非正規雇用での働き方のコンプライアンスもどんどん厳しくなり、もし非正規で内容的に雇用と変わらない働き方をさせている事がわかれば、サロン側が大きなペナルティを負う事になるかもしれません…
また、非正規雇用サロンでも場所によっては売上還元率100% とかとんでもなく報酬額が高い理由には、材料費や基本使用料など報酬から毎月必ず引かれる固定費などを設定しているからなんですね!

この様な状況から推察すると 今後は個人サロンも大手サロンも今までのようにはいかなくなり、ホワイトなサロンが生き残り、グレーやブラックなサロンは淘汰されていく事になる…

だからこそサロン経営者も働く美容師側も 長期的目線での働き方や経営を考えていかなければならないかもしれませんね!

あ〜ややこし^ ^


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